いい子ちゃんをやめたら変な子って言われた
人より絶対おかしくてへんてこでだけど愛されたくて今日までずっと泣いたり笑ったりアホみたいな生活繰り返して春も夏も秋も冬も人より大袈裟に感傷的に暮らしてたし、それを周りの人にバレまいと隠してあくまでも「普通の人」のお面をかぶって暮らしてた私はめちゃくちゃにつまらなかった。
誰にでも好かれるような努力みたいなのを多分無意識のうちにしていてだから苦しかったしめんどくさかったし悲しくなって泣いたりした。
いつ切れるかもわかんない糸をいつまでも握ってて怖かった。
でも中学よりも私は自分を表現できたし、高校よりも周りに批判されなくなった。大人になればなるほど周りのみんなも生き方が上手になっているみたいであーだこーだ噂しなくなったのが良かった。
私は私でもう変われないのだろうしこのままなんだよ
きっとそうだキミもそうだよ。
あの家は家庭環境が悪いからとか、親が離婚してるからって理由で私は変だって思われていたんだよなでも今は普通に仕事をしているしお金をもらって自分で生活もできる。猫も飼える。自分で自分のこといい子だねって言ってやれる。
でもそれならどうだ、両親共に健康で優しくてお金に不自由もなく暮らしてきたあいつが自殺した。そうなったら今度親の愛情が足りなかった、で片付けられてしまう。
なんだっていいよどうでもいい関係ない
私は私できみは君だよねって話し。
それで嫌ったり好いたりして私やキミは上手く構成されていくんだよ。
突然いい子になるのをやめてから私の事嫌いだって言う人が増えたけど、元々そんなに好きじゃなかっただろ私たちは。
いいんだよどうだって好きにやればいい。
12月
人混みの中でぶつかってしまった時
「すみません」の言葉がすぐ出てこなくて
嫌な人になってしまうのってもう何回目だろう。
逆に舌打ちをされて、悲しくなるのも。
寒くなって着込む枚数が増える度に、自分がなんだかすごく冷たい人に思えてきてしまう。
元々優しくも美しくも暖かくもないのだけれど。
そして冬になるとなぜだか去年の私を思い返してしまうな。
去年の今頃、なにをしていたんだっけ。
誰と話していたんだっけ。
何が好きでなにに夢中で、どんな夢を見て眠っていたんだっけ。
あれだけ苦しいことや楽しいことがあったはずなのに、所々しか思い出せないな。
それほど私は空っぽだったのかもしれなかったと今更気がついても、なにも残りはしないのに。
もう終わったことや、変えられないことばかり、みんな気にして生きていくし
幼少期の私を不憫に思ってしまうのは何歳になったらやめられるんだろう。
かさぶたを剥がしてまた自分で傷口を開くみたいなさ
そんなのは、もうやめにしようね。
10月
10月は秋と冬が半分こになった香りがして好き
最近は幸せなことが立て続けにおこっていて嬉しい。
こんな時必ず、後から悪いことが起きるんじゃないかと不安になってしまうのも私の悪い癖だな。
幸せなことは幸せだとそのまんま受け入れてあげられるだけの余裕が欲しいね。
そういえば
金木犀の匂いがわかるようになった
人はそれがなにか知らないうちは脳が覚えてくれないから知らず知らず匂いを嗅いでいても分からないんだよって好きな人が教えてくれた。
近くにあったはずなのにそれに気がつかないのは人同士の縁とか、繋がりとかと似ていて少し悲しいね。
今日すれ違った人、電車で隣に座った人、道を聞いてきた人も、もう忘れてしまった。
儚いものばかりを好きになるのはみんなの悪い癖だね。
10月、可愛いパジャマが欲しい。
たくさん眠りたい。昔みたいにまた長い冬休みを私にくれるんだとしたら毎日よく眠ってママが作ってくれるご飯だけを毎日食べたい。
まだまだママに甘えていたいな。実家のソファやテーブルやママのお気に入りのエプロンを思い出してしまう。
9月
9月になり始めたのにまだ涼しくなくて
暑さばかりが残っているね
私は冬が好きだから
はやくこないかな、
9月になった途端
色々としなくてはいけないことや、したいことがたくさん増えてしまった
そんなことをしていくうちに今年もあっという間に終わるんだろうな。
私、どんな年にしたかったんだろう
新年に書いた目標も、もう忘れてしまったし
どこのメモ書きに書いたのかも覚えていないし
きっとそういうものなんだろうな。
周りがなにかに怒ったり、泣いたりしているのを見て
この人は今幸せになろうとしているんだって思う。
周りに振り回されて流されながら、これは違うとかこれは正しいとか、自分の中で座標を決めて、自分なりのルールや決まりに乗っとって、自分らしく生きようとしている。
私はそんな風になれたことあるのかな
興味が無いの一点張りで人と親密に関わることを避けてた気がするから、あの子は偉い。
0624
人は人になんとかしてもらいたいから相談するんだろうね、なんとかしてくれるであろう相手に。
でも答えはもうきっと自分の中にあって、その答えを位置づける為に同じ答えを言うであろう人に相談するんだろうね。
やっぱり私の答えは間違えてなかったって思いたくて。
でもこの世の中に正解も不正解も、間違いも正しいもそもそも存在なんてしないのに。
私は傲慢だから、自分が出した答えをそもそも疑ったことがない。
迷ったり悩んだりもするけれど、結局は必ず自分の思った通りに行動してしまう。
それでなくては気持ち悪くて嫌になってしまう。魚の小骨が喉に刺さったみたいに、痛々しくて。
最近というもの、私の周りは慌ただしいな。
泣いたり怒ったり諦めたり絶望したり。
私は、その度に大丈夫だよ、安心して、大丈夫、を繰り返してしまう。
なんとかならない問題はこの世にはないらしい。
「大丈夫だよ、もう大丈夫。
よく眠ってね。
おやすみなさい。」
ダンボール
いよいよ、明後日はお引越し日
仕事から帰ってきてから、今までずっとダンボールに荷物を詰めてた。
どんどん空白になってく部屋を見てるとなんだか不思議な気持ちになってくる。
ここに私はいたんだよなあ、みたいな疑問形になってしまう。
空っぽになるのは簡単だな、
ここに引っ越した日の夜
なかなか寝つけなくて、まだベットも届いていなかったから敷布団のみで眠ったんだけど
おばあちゃん家思い出して少し悲しくなった
んだっけ。
時間は流れるのが早いね
あの頃は今しかないからさ、なんとも思わないんだけど
それが過去になった時、思い出として記憶した時、突然懐かしくなるあの現象ってなんなんだろうな
眠たくなっちゃった、おやすみ