冷たい日
もう何も頑張れないような事が突然起きて、生きている限りそれは仕方のない事だって頭では割り切って乗り越えようとするのに
どうしたってそれがお利口なまま出来ない日が3年に1度くらいはあるような気がする。
前の私はどうやって乗り越えてきたのか、その度に忘れてちゃんと苦しんでしまうのだ。
泣けないくらい苦しくて、誰にも話せない、話したくないくらい辛い出来事を
どう消化して思い出や、いつかの記憶として懐かしめるんだろう。
いつだってどん底に落とされたときは、隣には誰もいなかった。
私の気持ちは私だけのものだから、そこに誰がいてくれても、意味がないのだ。
数時間で効き目が切れる痛み止めと少し似ている。
理解はしているのに、それと反対に寂しくて辛くて声が出ないくらい泣きたい気持ちが溢れて沁むような日。
それでも、明日も平気なフリをするために、夜になったらよく眠って
タオルケットにくるまって、今日を終わらせければいけない。
明日になれば仕事が始まって、ご飯も食べなくちゃいけない。
髪を綺麗にとかして、化粧をする。
犬にもご飯をあげて、職場の人とは笑って話さなくちゃ。
大人になればなるほど、感情を表に出しすぎると異常だと思われる。
私はこのままでありたいのに。
こんなわがままをひとしきり書き殴って今日は眠る。
誰でも穏やかではない日が1日くらいはある。
みんなはどうやって、大丈夫になるんだろう。
気休めの、アイスクリームを食べて口の中が冷えたところで、
おやすみなさい。