白
ここ最近の私はすごく不器用でうまく生きていけない、生き合えない
寂しさとか悲しさとかその感覚に飲み込まれて、それを理由に逃げていただけなんだと思った。
そもそも私には、好きに生きていた、というより、好きに逃げていた、が正しい。
気がつかなかったことが多い、自分のことなのに、見落としてた部分が多かった。
自分が想像以上に傷ついていたことに、私が気づかなかった。気付かないふりをしていたし、それで良かった。
寂しさにつけ込んで泣き出す女が嫌いだった、
でも、もう充分すぎるくらい私は傷ついていた。
人を傷つけた、何度も迷子になった、誰にも言えない夜を過ごした、眠れない時に飲むブラックコーヒーの味も知った、無理やり吸った煙草は空白で泣けた
それでも、私はまだ私のままでどうにか生きたかった。
好きな感情は形を変えて間違える。
私にも、あなたにも、もう私たちには必要のない関係性で、それ以上にもう、どうしようもなかったんだ。
空も明るい、また人は間違える、それでいい。1人で歩ける、もうそれでいいよ。