よるのふくらみ
尾崎世界観が読んでいたので、興味本位で読んでみた。
めくるページが止まらなくなって、なにこれすごい嘘でしょ が後から後へと続いた
内容がどうしようもなく懐かしくてズキズキした
最後のページに書いてある
彼なりの、解説がすごく頭に残ってる
「ビジネスホテルのユニットバスで、お湯に浸かりながらよるのふくらみを読む」
「どんなに繋がっていても相手を疑ってしまう瞬間がある。繋がっていたことすら信じられなくなってしまうとき、信頼が甘えに形を変えて裏切りや憎しみに取り囲まれるとき。」
「窪さんの作品を読むと、誰かと繋がっていたくなるから困る。諦めていた本当のことに向き合ってしまいそうで苦しくなる。そして、そのことについて安心する」
この一文を読み終えたあとはもう本を抱きしめるしかなかった。
いいな、本は。